ヘッドレスCMSは導入したほうがよい？メリット・デメリットを解説

ヘッドレスCMSのメリット

ヘッドレスCMSの主なメリットは、以下の6つです。導入を検討している方は、まずメリットを理解しておきましょう。

• 対応デバイスが多い

  ヘッドレスCMSでは、データのやり取りはAPIを使用するため、Webブラウザやスマートフォンアプリ、IoT機器、デジタルサイネージなど複数のデバイスにコンテンツを表示できます。また、複数デバイスに対しての管理画面が統一されているため、情報の更新や修正を一括で行えます。

• セキュリティ対策が整っている

  内部構造が公開されていないため、外部からの攻撃を受けにくいメリットがあります。

• UXの向上が期待できる

  表示速度がアップするため、UXの向上が期待できます。UXとは、サイトを利用したユーザーが得られる体験のことです。サイトを開く際のスピードが速くなることで、ユーザーのストレスが減り、満足度が向上すると考えられます。

• 開発の自由度が高い

  フロントエンドとバックエンドが分かれているため、開発や変更がしやすいメリットがあります。また、CMS機能の追加や修正も可能です。

• 分業による開発スピードの短縮

  フロントエンドとバックエンドを別のエンジニアが担当し、開発を進められるため、全体の開発スピードの短縮が可能です。

• サーバ負荷が少ない

  従来のCMSとは異なり、ヘッドレスCMSでは閲覧用ファイルを作成しないためサーバ負荷が少ないです。

ヘッドレスCMSのデメリット

ヘッドレスCMSの主なデメリットは、以下の2つです。導入を検討している方はデメリットがどの程度自社の運用状況に影響を与えるかを確認しておきましょう。

• 開発や運用に知識や技術が必要

  導入時にフレームワークやAPIに関する知識が必要なため、技術力のあるエンジニアの採用が欠かせません。運用面でも修正や追加などには知識が必要ですので、サイトを運用していくためには、エンジニアの知識が必要です。

• プレビュー機能が備わっていない

  表示画面のないヘッドレスCMSにはプレビュー機能が備わっていません。コンテンツ確認の際に不便を感じる方もいるでしょう。コンテンツ追加時に内容を確認したい場合は別途プレビュー機能を追加する必要があります。

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